学生の就活生の中には、志望動機がどうしても書けないという人が少なくありません。自己PRとは違って、使いまわしが可能なものではないため、企業ごとに志望動機を書き換えることに苦手意識を持つ人もいるでしょう。
もし志望動機がどうしても書けないという方は、「どうして他の業界ではだめなのか」という点を考慮して志望動機を書いてみることをおすすめします。
自分がその企業に目をつけた理由を浮き彫りにすることができれば、志望動機をまとめやすくなってきます。この時気を付けたいのが、「どうしてこの企業を選んだのか」という理由が、その業界のどこの会社で言っても通用してしまうような文章にならないようにすることです。
説明会や求人票では、企業の情報は非常に限られていますが、その与えられた少ない情報の中から他社とは違う特徴を見つけ出し、文章に盛り込んで志望動機を展開することが必要不可欠です。その努力をしたかどうかで、企業に対する熱意の伝わり方に差が生まれます。
また、その業界の研究考察も怠らないようにしておきたいところ。基本的にアルバイトや中途採用の場合は、実戦能力が重視されるのでそこまで重視はされませんが、新卒の場合は就業経験がない人がほとんどなので自己分析と業界研究がどうしても必須になってきます。その部分を綿密に行った人と行っていない人では、履歴書の志望動機の中身に大きな違いが出てきます。
ぜひこれらのポイントを意識して、ライバルに負けない志望動機を完成させてみてくださいね。